– 第19話 – 「正しい道に進んでいるようです」
2006年4月28日 (金)
先週の段階で、立礼式にすることになったはいいけれど、料亭で借りられる御園棚は薄茶専用なので、濃茶のしつらえができず、略式になってしまう、どうしよう、というところまでいっていました。
週末の土曜日、東京の先生に相談したところ、立礼でも点茶盤なら正式な茶事ができるし、濃茶も薄茶も懐石もできますよといわれ、光がみえました。
が、あいにく、茶婚礼をしてくださる先生も、東京の先生も、点茶盤は持っていないとのこと。
でも、こうなったら、絶対正式なのがいい。
何が何でもいくらかかっても点茶盤をレンタルしよう、と思いました。
そこで思い当たったのが、茶道関係に顔の広い某人。
京都時代に大変お世話になり、今回の茶婚礼にも夫婦で参列していただくことになっていました。
さっそく電話で伺ってみたところ、何人かにあたってみてくださる、とのこと。
そして、週明け火曜日、驚くべき返事がかえってきました。
まず、某会社に在庫があった、とのことでした。
しかも、レンタル品ではないが、貸してくださるということ。
しかもしかも、タダで!
(もちろんお礼はするつもりですが)
さらにさらに、道具の搬入も某人が車を出してくださるというおまけつき。
(引越しの際もお世話になりました)
持つべきものは、京都の顔の広い知り合いですね!
みなさんのおかげで、不安案件が一気に解決。
茶婚礼の先生も喜んでくださいました。
これで最高の状態で式ができる!
火曜日の夜には、今は東京に住んでいる裏千家学園時代の仲間と、式と呈茶の裏方の打ち合わせをして、その点もクリアになりました。
ありがたい。
私は今まで、あまり、出会いの妙というか、自分の歩んできた道のおかげで救われた、みたいな経験がなかったように思います。
いつも、前の出会いというのは卒業したり、新しい場所に移ったりすることでブチっと途切れてしまい、私の中では何の脈絡もなくなっていました。
私の生き方に一貫性がなかったせいか、周りの人と気持ちが合わなかったせいか。
たまに同窓会などで会うことはあっても、社交辞令で終わっていました。
でも、この数日間の感動的な流れは、どう考えても私の歩んだ道の正しさを示してくれました。
京都の水が合っているのかなぁ。
京都の人達がいい方々なんでしょうね!
いつか大きな恩返しをせねば。


