– 第23話 – 「結婚式に思うこと」
2006年5月18日 (木)
今回、初めて結婚式というものをやることになって、
それまでの「結婚式観」と随分変化があったので、それを記しておきたいと思います。
これは、結婚式を実際にやる前なので、やった後とはまた違った感想かもしれないけれど、今しか書けないことなので、書いておきます。
最初は、結婚式=お金が無駄にかかるもの、という印象しかありませんでした。
自分達だけでやるならまだしも、来ていただいた人にお金を払ってもらって、ホテルなんかで、何度も見たことあるような同じような披露宴を見にこさせるのは絶対嫌だと思っていました。
何より、よく耳にしたのは、ホテルなどでは全部パックになっていて、しかも規制が多くて、オリジナルにしようものなら追加料金などで高くつき、めんどうくさくて、結局他と同じ内容になってしまう、というもの。
ホテルや式場の都合で物事が決まってしまう印象があって、何よりそれが嫌だった覚えがあります。
それが今回、運がよかったのか、時代の流れなのか、京都という土地柄だからか、茶婚礼をさせていただけるくらいの会場とプラン会社だったからか、かなりオリジナルなことを許可していただき、「自分達らしい結婚式」ができたなと思いました。(終わってみないと何ともいえませんが。)
そこで思ったのが、結婚式&披露宴って、自分達がクライアントになれる、数少ない大イベントなんだなあ!ってことです。
結婚式のプロ集団に囲まれて、私達がどうしたいかを引き出してくれて、一つになって、演出してくれる。
私の仕事でいうところの、WEBサイトの一大プロジェクトが立ち上がり、デザイナーがいて、プログラマーがいて、たくさんのプロ達をまとめるプロデューサーがいて、っていう感じですね。
今回は、プロデューサーは私達がやりましたけれども。プレゼン資料もたくさん作ったし。
もしかすると、そうやってプロ集団全員をまとめるだけのコンセプトイメージがしっかりしていないクライアントが多いから、パックとかで同じような結婚式になってしまうのかもしれないとも思いました。
運よく、私はWEBのプレゼンもデザインもするし、企画も経験あるし、制作をする過程で、コンセプトや全体を考える能力が自然と鍛えられていたかもしれない。
彼も、プロデューサーとして、人とプロジェクトを詰める話し合いをするのに慣れているので、うまく相手に伝えることができていたと思います。
そう考えると、結婚式は、若いうちにされるがままに、ではなく、ある程度歳を経て、経験をつんでからやったほうがいいのではないかと思ってしまいました。
これが、もっと若いうちにすることになっていたら、きっと、こうしたいんじゃない!とか思いながら、でもやり方や伝え方がわからずに、悔しい思いをしながら無理やり我慢してやることになった気がします。
今は、うまくやりたいことを伝えられて、作りたいものを作れるようになった自分に育ててくれた人生に感謝、感謝でいっぱいです。
先生をはじめ道具を用意してくださる方々、安心できるプロのスタッフ達、手伝ってくれる友達、両親にも感謝です。
そして、なにより、ここまで事が運べた彼に、感謝です。
今回のことで「結婚式観」が随分変わりました。
式をやる前にもうこんな風に思えるなんて全く思っていなかったので、やって本当によかったなと思いました。
たとえ、大失敗があっても、今こう思えているだけで、収穫あったなと思います。
やりたいことはやりつくした感じで、大満足なので、もう一回する気はないですね(笑)


