– 第14話 – 「炭切り初体験」
2003年5月22日(金)
この日は、初めて「炭切り」というものを体験しました。
茶の点前をするには、炭が必要です。それも決まった形の炭が必要なのです。クヌギの木を炭化させて、太さや長さの違う何種類かの形に切り出します。
具体的に言うと、風炉用の炭は輪胴炭、丸毬打(「まるぎっちょ」と読む)、割毬打、丸管炭、割管炭、点炭(「とめずみ」と読む)などが必要です。
それを正確に切り出すには、専用の定規みたいなのが必要で、それを木にあてながら、真っ直ぐノコギリで切っていきます。簡単そうですが、優良と認められるのは全体の一割にも満たず、まあまあの品は学園で炭手前で使用されます。悪い品は雑炭として湯を沸かすことにのみ使われるようです。せっかく切ったのに寂しいですね。でも逆に優良と認められた品は御家元の方に持っていかれるらしく、気合を入れて丁寧に作ってみました。
炭と格闘すること5時間余り。途中、4度の休憩があり、お菓子(せんべいやアイス)や昼食(野菜カレー。最高)を食べましたが、それ以外はぶっ通しで作業をしていたため、気が付くとマスクしてても鼻の中まで真っ黒。帰ったら即効お風呂に入りました。
でも帰る途中、道路にあった木を見て、サイズを目で測ってしまいました(笑)。気分は職人ですね。
炉の炭はもっと太くて、定規の形も違います。
( 2003/05/22 0:37 am )>


