Field Archive

学園 実践編



– 第15話 – 「衣替え~」


2003年6月2日(月)
今日から、着物が衣替えになりました。


…と、一言でいうと簡単なのですが、これが結構大変な作業なのです。
女の着物というのは、大雑把に言うと、「袷(あわせ)」と「単衣(ひとえ)」に分かれています。袷の季節というのは10月~5月、単衣は6月~9月となっています(更に細かく言うと、盛夏は「薄物」というのになる)。
つまり、今日の授業から単衣の着物に変わったというわけです。
今までは、結構適当に着ていたのですが、茶道学園ではそうはいきません。着物には小物もたくさん必要で、帯、帯締め、帯あげ、襦袢などを全て単衣用に変更しなくてはいけないのです。
当然、お金もかかります。
単衣の無地紋付という正装用の着物は、一着も持っていなかったのでこちらに来て買うことになりましたし、それに付随する正装用の単衣の帯も買うはめになりました。
これを読んで、茶をやるというのは、お金に余裕のある人がやるもんだ、という風に思っている方、その通りです(笑)。
でも、本当の本当は、お金がなくても美しいものを見抜く目や、自然を感じる心などがあれば、お茶ってできるんだと思うんですよね。
でもでも、そこまで到達するにはお金がかかるのかなあ。。。
それに、着物とか、その小物を作っている伝統工芸職人さん達のためにも、お金を落とさないといけないっていうのがありますよね。難しいですけど、いいものよりも安いものを選んでしまうのって本当は良くないんだよなぁ。

( 2003/06/02 0:40 am )